Scrapbox + アウトライナー的な使い方ができるメモアプリLogseqの紹介

Logseqを聞いたことはありますか?
最近、生産性が高い仕事術やナレッジマネジメントが好きな人たちの間で話題のメモツールです。
まだベータ版のサービスなので使っている人は限定的な印象をうけますが、私も触ったところこれはおもしろいと思ったので、ブログに書いておきます。
Logseq(ログシーク)とは
アウトライン形式のメモツール。
マークダウンで書ける。
好きな場所を簡単にリンクできる(Wikiにできる)
メモは自分のローカルファイルとして保存できる。
インストール方法
公式サイトからダウンロードしてください。
MacのM1などApple Silliconを使ってる人は、ダウンロードボタン下のテキスト部分がダウンロードリンクになるので注意
私は気づかず最初、Intel版をダウンロードして使っていたら文字入力がもっさりして「あれ?」となっておりました。
Logseq(ログシーク)の使い方
基本的にはその時に考えていることを書いていくといいでしょう。
アウトライン形式 = 箇条書きで書いていくのであまり考えずにサクサク書けるところがメリットです。
リンクをつなぎたくなったら、
[[リンクしたいテキスト]]
で囲みます。これを繰り返すと単語やページがつながっていきます。
Logseq(ログシーク)のメリット
メモ = (ログ)を書く"日誌"がホームになっているところ
このホームに仕事やプライベート含めて、すべての文章を書く、もしくは下書きを完成させられるところ
とにかく、ここをホーム画面としてその日に書くことをすべて書けることです。
このコンセプトに慣れるまで、少し戸惑いを覚えますが、慣れてくるとこれが最高です!
なぜ、箇条書きが書きやすいのか?
情報が絞られているから
言葉を短文で完結に列挙するから
あたりでしょうか。接続詞や主語、動詞を考えるとなかなか筆がすすまなくなるのは、考えることが多くなってしまうからです。
「とにかく早く書く」を実行するためのアウトライナー系メモツールがあるのですが、その特徴をLogseqも兼ね備えています。
なぜ、デイリーで書くといいのか?
重複しますが、いま考えていることをすべてホーム(日誌)に書いていけるからです。
いつも同じ場所にいる = 集中して書ける
深堀りしたいときは、リンクを貼れる、階層構造にできる
リンクを貼っていけるので、過去の知識といつのまにかつながる。
リンクを作るときのイメージ
テキストを[[]]
で囲む。もしくはハッシュタグをつけると、そのキーワードがつながります。Scrapboxと似ています。
デイリー画面にいたまま、その文章を階層構造的に書く
行頭の○をクリックすると、そこに対して構造的に集中して書ける画面に変わります。
リンクで作ったキーワードを新しくページとして作るか、その場で階層的にするかは迷うところでしょう。
私の使い方はとにかく早く書く(優先度高い)→見返す→編集する。
なので、この早く書いているときに少し構造的に書くときは上図のように使っています。
その日の振り返りをする魔法のショートカット「to」
デイリーメモを1日分とったら、かなり長いページになっています。
それをショートカットキーの「t + o」と押すと、それが短くまとまります。
1日何をやったか概要で把握して、詳細を見たければまたトグルから確認していく。
この鳥の目と虫の目の視点の切り替えが、考えをスッキリさせてくれます。
学習コストについて
Logseqは普通のメモと違い最初は使いにくい印象を受けます。
例えば、書評を書く時、新しいメモを作成→書評のタイトルを書き本文を書くのが通例です。
その書き方もできるのですが、Logseqは1日のログにそれを書いていき、推敲していくながれになるので、はじめは使いにくいと感じるかもしれません。
ただ、3日続けてみると、その良さがじわじわ体感できます。
昨日の記事を見ながら、今日のログを書き出すと、それがつながり、自分の中で記憶や知識がつながってくる体験ができます。
まとめ
Logseqはその使い方を理解できると、なかなか手放せなくなるサービスだと思います。
Roam や Obsidian などその他のツールと似ていますが、まずは無料で試せて箇条書きでメモを書いたり、それがつながったら便利かも?と思っている人にはおすすめのサービスです。