タスク管理の悩みを解消!TickTickとGTDで実現する整理術の基礎
こんにちは。梅本です。今日はタスク管理について記事を書きます。
タスク管理ツールって種類も豊富ですし、その使い方や考え方もさまざまでどれに定めるか迷いますよね。
私も2年に一度くらい考え方やツールを変えているのですが、最近の方法に落ち着いてきたのでそのやり方を紹介します。
考え方とツール = GTD × TickTick
今回はGTD(Getting Things Done)とTickTickというツールとの手法を組み合わせた、実践的なタスク管理方法をご紹介します。
GTDとは
- 個人と組織の生産性の向上を助けるメソッド
- 5つのステップの繰り返しによって、やるべきことを迷いなく選択し、1つのことに100%集中することができます
※GTD Japanのサイトより
タスク管理のメソッドはいくつかありますが、私に一番定着しているのはこの考え方です。
詳しくは書籍などがあるのでそちらをご確認ください。
TickTickとは
タスク管理ツールです。特徴は公式サイトや紹介記事を見ていただければと思います。
なぜいまTickTickなのか?
様々なタスク管理ツールが登場していますが、TickTickが注目を集めている理由は、そのシンプルさと柔軟性にあります。
特に、GTDという体系的なタスク管理手法との相性が抜群で、初心者でも段階的に使いこなせる点が魅力です。
ツール好きの私は Notion や Amplenote、Heptabase でのタスク管理も検討しました。やはり餅は餅屋。タスク管理はそれ特化のツールを利用したほうがやりやすい印象です。
公式サイトが紹介しているメソッドの動画
今回ご紹介する方法はTickTickの公式サイトが紹介している動画を参考にしています。
動画を参考に個人用のカスタマイズを行いました。
タスク管理の基本:5ステップのメソッド
今回のTickTickでのタスク管理方法は、以下の5つのステップで構成してます:
タスクの収集
リストによる整理
タグによる分類
優先順位とスケジュール設定
実行
このステップで整理することで、仕事に関するタスクもプライベートな用事も、スムーズにこなせるようになります。
Step 1:まずは「収集」から始める
タスク管理の第一歩は、頭の中にあるすべてのタスクを外部化することです。TickTickでは、この段階で「Inbox(受信トレイ)」と呼ばれる場所にすべてのタスクを投入します。
Step 2:リストを作成してタスクを整理する
次に、3つの基本リストを作成します:
Next Action:すぐに着手が必要なタスク
Waiting:他者からの返答待ちタスク
Someday:将来的に取り組みたいタスク
リスト = カテゴリのことです。
このリスト作成がなかなか難しいです。
この工程をひとつずつ設定することでタスク整理の方針設計をやりやすくすします。
2-1. 最初に3つリストを作成する
Next Actionとは
すぐ実行する必要がある
期限があるタスク
例:クレジットカード支払い、顧客へ返信
Waitingとは
誰かに依頼し、応答を待っているタスク
例:チームメンバーが週次計画作成を完了する
Somedayとは
いつかやろうとしているタスク
ライブに行く
2-2. 次に Projectsリストを追加する
Projectsとは
複数ステップが求められる長期的な作業
ゴールが存在する
例:寝室の模様替えなど。
Projectsフォルダには複数のリストが入ってくる想定
Projectsは親フォルダになる。
その中にまたProjectのフォルダが作られていくイメージ
2-3. 習慣を追加する:
読書や運動など定期的な努力が必要なこと
TickTickではこれをタスクではなく、習慣として管理する
運動や読書は、Habit Tracker機能を使用して、頻度や目標、リマインダーを設定する
習慣トラッカーで管理すると、統計情報が得られるため
Step 3:タグによる詳細な分類
リストだけでは整理しきれない場合は、タグ機能を活用します。
例えば:
場所別(オフィス、自宅、外出先)
カテゴリ別(仕事、プライベート、財務)
タグは色分けも可能で、視覚的な管理を助けてくれます。
Step 4:優先順位とスケジュール管理
フラグ機能を使って優先順位を設定し、カレンダーと連携させることで、より具体的な時間管理が可能になります。
Step 5:実行あるのみ
最後は実行です。重要なのは、完璧を求めすぎないことです。
1分でも着手すれば、それを「完了」としてカウントしましょう。
習慣化のコツ
このシステムを効果的に運用するためのポイントをお伝えします:
毎朝15分、タスクの整理時間を設ける
週次でリストの見直しを行う
月1回は長期的なプロジェクトの進捗を確認する
まとめ:小さく始めよう
タスク管理の仕組みは、完璧である必要はありません。まずは基本的なリスト分けから始めて、徐々に自分なりのシステムを作り上げていくことをお勧めします。
最後に一つアドバイスを。タスク管理ツールは、あくまでも道具です。大切なのは、自分の働き方や生活スタイルに合わせて、使いやすい形にカスタマイズしていきましょう。